特集 超高齢者循環器診療の術-先生のお悩みはなんですか?-
診る2
CKD合併急性心不全ではうっ血とWRFのどちらを重視するか?
森 建文
1
1東北医科薬科大学腎臓内分泌内科
キーワード:
慢性腎臓病
,
腎うっ血
,
腎髄質循環
,
ループ利尿薬
,
V2受容体拮抗薬
Keyword:
慢性腎臓病
,
腎うっ血
,
腎髄質循環
,
ループ利尿薬
,
V2受容体拮抗薬
pp.1118-1124
発行日 2020年12月9日
Published Date 2020/12/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000000392
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超高齢者の急性心不全では,慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)を合併することが多い。Worsening renal function(WRF)は急性心不全の生命予後を悪化するが,うっ血もまた重要な要素である。WRFを気にするあまり,うっ血が残存すると腎うっ血をはじめとした臓器うっ血により生命予後が悪化しうる。
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