特集 慢性腎臓病大全—“困った”に応える診療アップデート
【さまざまな疾患とCKD】
❷心疾患とCKD
三島 奈都美
1
,
草場 哲郎
1
1京都府立医科大学 腎臓内科
キーワード:
うっ血性心不全
,
急性腎障害
,
AKI
,
慢性腎臓病
,
CKD
,
心腎連関
,
CRS
,
腎うっ血
Keyword:
うっ血性心不全
,
急性腎障害
,
AKI
,
慢性腎臓病
,
CKD
,
心腎連関
,
CRS
,
腎うっ血
pp.258-263
発行日 2026年3月15日
Published Date 2026/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218880510360030258
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心臓と腎臓は密接に影響を及ぼし合う関係にあり、どちらか一方の機能障害がもう一方の臓器にも悪影響を及ぼす病態を心腎連関(cardiorenal syndrome:CRS)と呼ぶ。以前よりCKDの診療ガイドラインには腎疾患の大きな治療目標の一つが心血管疾患の発症予防であることが明記されている。また、『2025年改訂版 心不全診療ガイドライン』では、急性・慢性いずれの心不全においても腎機能が強力な予後規定因子であると明記された1)。本稿では実際の症例を提示しながらCRSの病態を概説するとともに、近年注目されている腎うっ血について詳述する。

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