連載 画像診断研究のための統計学
[第4回] 統計検定の選び方
新谷 歩
1
,
兵頭 朋子
2
1大阪公立大学大学院医学研究科 医療統計学教室
2近畿大学医学部 放射線医学教室 放射線診断学部門
キーワード:
Pearson相関係数
,
Spearman順位相関係数
,
カイ二乗検定
,
Fisherの正確確率検定
Keyword:
Pearson相関係数
,
Spearman順位相関係数
,
カイ二乗検定
,
Fisherの正確確率検定
pp.120-125
発行日 2026年1月26日
Published Date 2026/1/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000002282
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放射線科専攻医のEさんは乳癌のFDG–PET/CTを読影しているとき,「PET/MRIとPET/CTで得られるSUV値は同じなのだろうか?」と疑問をもち,論文を調べてみました。すると,両者のSUV値の相関をSpearman順位相関係数で解析している研究が多いことに気付きました。「”相関”ならPearson相関係数もあるはずなのに,なぜSpearmanを?」と不思議に思い,指導医に尋ねると,「はずれ値があったり,分布が正規分布からはずれていたのかもしれません。理由は論文中にきちんと書かれているのが望ましいですけどね」との答えが返ってきました。

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