連載 何としても読んでもらいたい あの論文,この論文
第25回
経静脈的な門脈および胆管のIVR
平木 隆夫
1
1岡山大学学術研究院医歯薬学域 放射線医学
pp.1034-1035
発行日 2024年8月26日
Published Date 2024/8/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001784
- 有料閲覧
- 文献概要
「論文1」は,経静脈的な門脈造影およびPVシャント(transjugular intrahepatic portosystemic shunt;TIPS)形成の動物実験結果をwork–in–progressとして発表した論文である。シャント形成といっても,バルーンもステントもない時代であり,スリーブといわれる太いチューブをDotter法にて留置して行っている。4日後の造影でシャントの開存性が保たれていたのは5頭の動物のうち1頭のみであり,ほかではスリーブの移動があり,結果不良であった。
Copyright © 2024, MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.