特集 専攻医1年目で知っておきたいCT 14のこと~指導医からのメッセージ~
指導医が伝えるCT読影のコツ
急性期脳血管障害
飯田 行
1
,
與儀 彰
1
,
西江 昭弘
1
1琉球大学病院 放射線科
キーワード:
早期虚血所見(early CT sign)
,
ASPECTS(Alberta Stroke Programme Early CT Score)
,
高血圧性/非高血圧性脳出血(hypertensive/non–hypertensive cerebral hemorrhage)
,
くも膜下出血(subarachnoid hemorrhage)
Keyword:
早期虚血所見(early CT sign)
,
ASPECTS(Alberta Stroke Programme Early CT Score)
,
高血圧性/非高血圧性脳出血(hypertensive/non–hypertensive cerebral hemorrhage)
,
くも膜下出血(subarachnoid hemorrhage)
pp.62-72
発行日 2022年10月30日
Published Date 2022/10/30
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001057
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急性期発症の脳卒中症例において,臨床症状から原因を特定することは困難であり,脳画像診断が治療戦略を立てるうえで重要である。早期および微小病変の診断や原因の特定には造影CTやMRIが必要であるが,脳梗塞や脳出血を鑑別し追加検査を検討する場合や,急性期脳梗塞に対する血栓溶解療法の適応を判定するためには,比較的状態の悪い患者に対して限られた時間内で施行できる単純CTが有用である。
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