特集 これだけは見逃したくない重要救急病態の画像診断
救急CTで見逃しを防ぐための3段階読影と“CHECK”リスト運用のススメ:総論に代えて
三浦 剛史
1
,
松本 純一
2
1船橋市立医療センター 救急科・放射線診断科
2聖マリアンナ医科大学 救急医学 救急放射線部門
キーワード:
救急画像診断(emergency diagnostic imaging)
,
CHECKリスト(CHECK list)
,
ETUDEリスト(ETUDE list)
,
MOTSリスト(MOTS list)
,
画像推論(image reasoning)
,
見逃し(overlook)
Keyword:
救急画像診断(emergency diagnostic imaging)
,
CHECKリスト(CHECK list)
,
ETUDEリスト(ETUDE list)
,
MOTSリスト(MOTS list)
,
画像推論(image reasoning)
,
見逃し(overlook)
pp.6-21
発行日 2021年12月30日
Published Date 2021/12/30
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000811
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救急CTの評価において見逃しを防ぐために,DIRECT研究会などでは3段階で読影することを推奨している。3段階とは,①臨床推論に基づく疾患の検索・否定,②チェックリストを利用した重要病態の有無の確認,③「画像推論」に基づく,想定外病態の拾い上げ,である。本稿では,各病態の解説の前段階として,見逃し防止のための読影チェックリストの活用について解説する。
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