特別特集 新型コロナウイルス感染症(COVID–19)を識る
Ⅲ COVID–19に対する放射線部の対応策 京都府立医科大学でのCOVID–19に対するマネジメント
廣田 達哉
1
,
鈴木 弦
1
,
山田 惠
1
1京都府立医科大学 放射線科
pp.1315-1316
発行日 2020年11月26日
Published Date 2020/11/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000477
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当院は,感染症科を含む34診療科で構成されており,1,065床を保有する,京都府で唯一の第一種感染指定医療機関である。院内では病院診療のほか,学生実習も行っており,恒常的に学生や留学生が院内を出入りしている。中央診療棟は地上8階,地下1階で,中央部門である放射線部は,中心に位置する医療用エレベーターに近接している。1階に2台の診断用CT(1台は救急室の隣),地下に2台の診断用CT,3台のMRI設置が配備され,およそ年間26,000件のCT検査を撮影している。また,診療棟北端に核医学検査室があり,同敷地内別棟に粒子線治療装置とPET/CTを備えた永守記念最先端がん研究センターが併設されている。
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