連載 IVRの基本をおさえよう!−デバイスの選び方,使い方−
第11回
非血管系IVR①−生検−
吉松 梨香
1
1高知大学医学部 放射線医学
pp.1318-1321
発行日 2020年11月26日
Published Date 2020/11/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000478
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生検針は検体採取の仕組みから,吸引針(aspiration needle)と切削針(cutting needle)の2つに大別される。前者は生検針の外筒にシリンジを接続し,陰圧をかけながら目的病変内を貫通させ組織を採取する。生検針とシリンジが一体となった製品もある。後者は生検針の内筒に切り込み(ノッチ)があり,先に内筒を目的病変内に挿入してから外筒を出すことで,ノッチ内に組織を採取する。
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