Current Topics MRSの臨床応用に向けて
4. 精神疾患におけるMRSの有用性
西 晃
1
,
中島 振一郎
1
1慶應義塾大学医学部 精神・神経科学教室
pp.563-568
発行日 2020年5月26日
Published Date 2020/5/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000231
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脳内の化学物質を非侵襲的に測定できる核磁気共鳴スペクトロスコピー(MRS)を用いて脳の各部位のグルタミン酸代謝物を測定することで,統合失調症やうつ病,特にそれらのなかでも薬物治療に抵抗性を有する一群の病態解明や臨床的な重症度評価,治療薬の開発への寄与が期待される。
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