特集 結核の画像診断
肺結核治療経過の画像
黒﨑 敦子
1
,
竹内 均
1,2
1公益財団法人結核予防会複十字病院 放射線診断科
2公益財団法人結核予防会複十字病院 IVR科
pp.516-523
発行日 2020年5月26日
Published Date 2020/5/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000224
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かつては「亡国病」といわれるほど猛威を振るった肺結核は,先人たちの大きな努力の下,治療方法が確立され制御可能な疾患となった。本稿では,その治癒過程にみられる画像に関して述べる。また,治療初期にみられる初期悪化(PR)や,外科的治療から数十年経ってからは,膿胸関連リンパ腫(PAL)や慢性膨張型血腫(CEH)などさまざまな病態が生じうるので,それらの画像を紹介する。
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