特集 IVRのためのアプローチ超入門
胸部（血管系）疾患のIVRアプローチ−喀血における肺動脈シャントの術前CTA診断と気管支動脈塞栓術の実際−
竹内 均
1
,
黒﨑 敦子
2
,
松本 知博
3
1公益財団法人結核予防会複十字病院 放射線IVR科
2公益財団法人結核予防会複十字病院 放射線診断科
3高知大学医学部 放射線医学講座
キーワード：
肺動脈シャント（systemic artery to pulmonary artery shunt；SPS）
,
気管支動脈塞栓術（bronchial artery embolization；BAE）
,
coil塞栓（coil embolism）
Keyword:
肺動脈シャント（systemic artery to pulmonary artery shunt；SPS）
,
気管支動脈塞栓術（bronchial artery embolization；BAE）
,
coil塞栓（coil embolism）
pp.814-822
発行日 2021年7月26日
Published Date 2021/7/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000692
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気管支動脈塞栓術（bronchial artery embolization；BAE）は，喀血に対する急性期治療の中心的な役割を担ってきたが，近年は，慢性期の繰り返す喀血においても新たな適応が広がっている。BAE術前の肺動脈シャント（systemic artery to pulmonary artery shunt；SPS）診断の有用性と，喀血治療の実際を概説したい。
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