特集 かすかな所見からひも解く胸部画像診断
肺結核 診断可能な初期像を考える
竹内 均
1
,
黒崎 敦子
,
尾形 英雄
1結核予防会複十字病院 放射線診断科
キーワード:
再発
,
結核-肺
,
プライマリヘルスケア
,
胸部CT
Keyword:
Primary Health Care
,
Recurrence
,
Tuberculosis, Pulmonary
pp.1395-1401
発行日 2019年12月26日
Published Date 2019/12/26
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2020087208
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進行した肺結核患者は強力な感染源となり,診断が遅れれば集団感染など社会的に大きな問題となりうる。肺結核の画像所見は多彩でさまざまな表現型をもち,いかなる濃厚陰影においても結核は忘れてはいけない疾患であるが,本稿では「かすかな所見からひも解く胸部画像診断」にのっとり,肺結核と診断しうるその初期像や日常診療のなかで拾い上げるべき所見について述べる。
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