整形トピックス
成人脊柱変形に対する広範囲固定術後の歩行時骨盤キネマティクスは健常人とどう違うか
-――スマートフォンを用いた歩行解析
高見 正成
1,2
1和歌山県立医科大学整形外科学講座
2低侵襲脊椎外科手術研究開発講座
pp.818-818
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei77_818
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成人脊柱変形(ASD)に対する手術では,胸椎から骨盤までの広範囲矯正固定が多く行われている.術後,姿勢異常の改善により得られる腰痛の改善効果は高いが,一方でデメリットも存在する.その中の一つに術後の脊柱不撓性障害が知られているが,これによる歩行様式の変化を検証した報告は少ない.われわれはスマートフォン(スマホ)内蔵慣性計測ユニット(IMU)を利用した歩行解析システムを開発し,歩行解析に応用してきた1,2).このシステムの使用により,3次元方向の加速度や角速度が計測可能となった.本研究では,本システムを骨盤部に固定し,ASD術後患者の歩行中の骨盤キネマティクスの解析を行った.
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