Japanese
English
特集 ハイリスク状態のリハビリテーションアプローチ
広範囲熱傷
Severe burn.
甘井 努
1
,
新舎 規由
1
,
石神 重信
1
,
関 勝
2
Tsutomu Amai
1
,
Noriyuki Shinsha
1
,
Shigenobu Ishigami
1
,
Masaru Seki
2
1浜松市リハビリテーション病院
2防衛医科大学校リハビリテーション部
1Hamamatsu City Rehabilitation Hospital
2Department of Physical Medicine and Rehabilitation, National Defense Medical Collage
キーワード:
熱傷
,
急性期
Keyword:
熱傷
,
急性期
pp.417-421
発行日 2006年5月10日
Published Date 2006/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100296
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はじめに
熱傷の受傷原因は火災や家庭内の事故が多く,受傷者の年齢分布は小児と成人に二極化している1).最近では,事故原因は化学物質による熱傷などを含め多様化し,高齢者の受傷も増えており2),第三次救急で扱う熱傷は広範囲かつ重度化しているのが実態である.
熱傷のリハビリテーションは,急性期から社会復帰まで集中的かつ長期間行わなければならないが,今回は急性期に絞ってのリハビリテーションアプローチに言及したい.
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