誌説
骨転移診療の現状
-――生命予後重視による運動器軽視?
篠田 裕介
1
1埼玉医科大学リハビリテーション科教授
pp.1134-1134
発行日 2021年10月1日
Published Date 2021/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei72_1134
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がんは高齢者に多い病気である.日本では,高齢化とともに,がん罹患者数も年間100万人を超えた.一方,治療の進歩により根治を目指せなくても長期に生存できる患者が増加しており,がん患者の日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)を維持することの重要性が再認識されている.
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