Japanese
English
誌上シンポジウム 骨軟部腫瘍の薬物治療アップデート
骨転移に対する骨修飾薬治療
Bone Modifying Agents for Bone Metastases
篠田 裕介
1
Yusuke SHINODA
1
1東京大学医学部附属病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, The University of Tokyo Hospital
キーワード:
骨転移
,
bone metastasis
,
骨修飾薬
,
bone modifying agents
,
BMA
,
骨関連事象
,
skeletal related event
,
SRE
Keyword:
骨転移
,
bone metastasis
,
骨修飾薬
,
bone modifying agents
,
BMA
,
骨関連事象
,
skeletal related event
,
SRE
pp.671-676
発行日 2019年7月25日
Published Date 2019/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408201411
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骨転移患者に対する整形外科の役割は,骨折・麻痺のリスク評価・管理を行い,疼痛の原因を明らかにし,治療を行うことでactivities of daily living(ADL)を維持することである.骨修飾薬は,骨粗鬆症にも使用される薬剤であり,整形外科医にとってもなじみがある薬である.骨折や麻痺を予防するために有用な治療であるため,整形外科医はこれらの原理や使用方法,効果に精通している必要があり,骨転移の患者に対して,まずは骨修飾薬の投与を検討すべきである.本稿では,骨転移の治療方針,骨修飾薬の原理,具体的な使用方法,副作用について概説する.
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