Japanese
English
経験と考察
拘束型人工膝関節におけるステム周囲の変化
Analysis of changes around the intramedullary stem of constrained total knee arthroplasty
松田 匡弘
1
,
王寺 享弘
1
,
徳永 真巳
1
,
松田 秀策
1
M. Matsuda
1
,
T. Ohdera
1
,
M. Tokunaga
1
,
S. Matsuda
1
1福岡整形外科病院
1Fukuoka Orthopaedic Hospital, Fukuoka
キーワード:
TKA
,
constrained
,
intramedullary stem
Keyword:
TKA
,
constrained
,
intramedullary stem
pp.123-127
発行日 2020年2月1日
Published Date 2020/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei71_123
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は じ め に
人工膝関節全置換術(TKA)は良好な術後成績が得られ,近年多くの施設で施行されているが,拘束性の高いTKAを用いる必要がある症例も存在する.拘束型TKAは関節レベルの拘束力が高いために骨とインプラント間の負荷が大きく,応力分散を目的にステム付きで使用することになっている.しかしながら,ステムにどれほどの固定力があるのか,また応力分散能力があるのか明らかな見解はない.われわれは,拘束型TKAのステム周囲の術後変化とその傾向について調査した.
© Nankodo Co., Ltd., 2020