特集 大人医師の復習帳―昔の常識,今でも大丈夫?
第7章 肝胆膵
[肝臓の線維化]肝生検から非侵襲的検査での評価も可能になりました
小木曽 智美
1
1東京女子医科大学 消化器内科
pp.787-789
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika137_787
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
肝臓の線維化の今昔
肝臓の線維化とは,慢性的に持続する肝細胞傷害に呼応して硬い線維(瘢痕組織)に置き換わることを指します.進行すると肝硬変や肝がんの原因となるため,早期に正確な評価をすることが大切です.脂肪性肝疾患では当初,肝細胞の風船様変性(バルーニング)1)が予後を予測するのに重要とされましたが,現在では,肝線維化の程度が重要となりました2).

© Nankodo Co., Ltd., 2026

