連載 医療の不確実性に向き合う―不明・複雑・変わりゆく病状,正解がわからないときにどう対応するか
第2回 ケース ①:慢性疲労症候群と思ったら
徳増 一樹
1
1岡山大学病院 総合内科・総合診療科
pp.313-319
発行日 2025年2月1日
Published Date 2025/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika135_313
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数年来,線維筋痛症と筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群と診断されていたが,倦怠感増悪を契機に,不確実な事例へのアプローチプロセス(本連載第1回表3)で再評価したところ,とある疾患に行き着くことができた.基本に忠実に診療していくことの重要性を再認識した症例を提示する.
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