特集 在宅医療は何のために存在するのか―これからの在宅医療を見据えて
[Chapter 2] 医学モデルとしての在宅医療
在宅医療における低栄養,フレイルサイクル,誤嚥性肺炎へのアプローチ
大浦 誠
1
1南砺市民病院 内科・総合診療科
キーワード:
低栄養
,
サルコペニア・フレイル
,
誤嚥性肺炎
,
摂食・嚥下機能
,
フレイルサイクル
Keyword:
低栄養
,
サルコペニア・フレイル
,
誤嚥性肺炎
,
摂食・嚥下機能
,
フレイルサイクル
pp.358-365
発行日 2024年3月1日
Published Date 2024/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika133_358
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▪在宅高齢者は低栄養,サルコペニア・フレイルなどの影響で誤嚥性肺炎,摂食・嚥下障害を発症しやすい.
▪その改善のために,病院で行われている「誤嚥性肺炎パス」や「摂食・嚥下機能評価パス」の取り組みが参考になる.
▪在宅医療においては,患者や家族のナラティブを踏まえた「“引き算” の介入」を進めながら,病院との連携を行うことが重要である.
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