特集 ここまで来た不整脈治療―明日からの診療に役立つ最新のアプローチ
[Chapter 3] 心房細動に対するアプローチ
薬物治療(抗凝固療法は除く)
松田 淳
1
1JR東京総合病院 循環器内科
キーワード:
AFFIRM試験
,
EAST-AFNET 4試験
Keyword:
AFFIRM試験
,
EAST-AFNET 4試験
pp.901-904
発行日 2023年11月1日
Published Date 2023/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika132_901
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▪心房細動に対する薬物でのrhythm controlは生命予後を改善しないとされてきたが,近年診断早期からのrhythm controlの意義が見直されている.
▪rhythm controlを試みる場合には診断早期から徹底的に行い,効果の得られない薬剤をいたずらに継続しないことが重要である.
▪rate controlを選択した際の第一選択は原則としてβ遮断薬であり,verapamilの処方にはとくに細心の注意を要する.
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