今月の主題 ガイドラインを基盤とした心不全の個別診療
心不全の治療
【慢性心不全の内科的治療】
薬物療法:抗凝固療法
後藤 信哉
1
1東海大学医学部内科
pp.1297-1299
発行日 2009年8月10日
Published Date 2009/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104014
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ポイント
●心不全は血栓症のリスク因子の一つである.
●血栓症の発症に及ぼす心不全の関与は病態により異なる.
●抗凝固介入は出血性合併症を増加させる.
●日本人心不全症例に対する抗凝固介入のメリットがデメリットを上回ることは示されていない.
●日本人症例に対する数値データベース化が必須である.
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