特集 保存期慢性腎臓病と透析期のステージに応じた診療のポイント
[座談会]
一般内科医と共有したいCKD患者に対する新たな治療
菊地 勘
1
,
小川 哲也
2
,
菅野 義彦
3
,
阿部 雅紀
4
1下落合クリニック
2東京女子医科大学 足立医療センター内科
3東京医科大学腎臓内科
4日本大学腎臓高血圧 内分泌内科
pp.133-142
発行日 2023年7月1日
Published Date 2023/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika132_133
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菊地 本日はお集まりいただきまして,ありがとうございます.慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)や透析患者の増加に伴い,一般内科医が併診する機会が増えています.そのようななかで,一般内科医から,CKD,とくに進展しているCKDを診療する際のさまざまな疑問を聞きます.たとえば「CKD患者に対するSGLT2阻害薬や,レニン-アンジオテンシン系(RAS)の新しい薬の使い方が非常に難しいのですが,どのようにしたらよいでしょうか」というお話がありますので,本座談会ではエキスパートの先生方からご意見をいただきたいと思います.
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