特集 保存期慢性腎臓病と透析期のステージに応じた診療のポイント
[Chapter 1] Overview:CKDと腎代替療法
腎代替療法の特徴と選択
小坂 志保
1
,
酒井 謙
2
1東邦大学 看護学部
2東邦大学 医学部腎臓学
キーワード:
慢性腎臓病(CKD)
,
腎代替療法(RRT)
,
治療選択
,
意思決定支援
Keyword:
慢性腎臓病(CKD)
,
腎代替療法(RRT)
,
治療選択
,
意思決定支援
pp.13-18
発行日 2023年7月1日
Published Date 2023/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika132_13
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▪CKDが悪化すると末期腎不全となるため腎代替療法(RRT)を検討することが必要である.
▪RRTには血液透析,腹膜透析,腎移植があり,それぞれの特徴を理解し患者に情報提供することが求められる.
▪RRTの意思決定支援には患者やその家族の生活・価値観・QOLを考慮して共同意思決定(shared decision making)を用いることが注目されている.
▪RRTの意思決定支援ならびに実施においては,多職種連携が必須である.
© Nankodo Co., Ltd., 2023