特集 胆道・膵疾患を診る―早期診断・早期治療のために
トピックス
胆膵領域の内視鏡診断と治療の進歩
宮野 亮
1
,
小倉 健
1
,
山本 嘉太郎
1
,
西口 恭平
1
,
河合 淳一
1
1大阪医科薬科大学 第二内科
キーワード:
EUS下胆道ドレナージ術(EUS-BD)
,
バルーン内視鏡(BAE)
,
経口胆道内視鏡(POCS)
Keyword:
EUS下胆道ドレナージ術(EUS-BD)
,
バルーン内視鏡(BAE)
,
経口胆道内視鏡(POCS)
pp.119-123
発行日 2022年7月1日
Published Date 2022/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika130_119
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Summary
▪胆膵領域では,内視鏡・処置具の開発や内視鏡技術が大きく進歩したことにより胆膵内視鏡は目覚ましい発展を遂げている.とくに,超音波内視鏡(EUS)による診断治療手技の発展や,バルーン内視鏡(BAE)を用いた術後再建腸管の胆管挿管や,経口胆道鏡(POCS)による通常の内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)での結石除去困難症例に対する胆道鏡下で電気水圧衝撃結石破砕装置(EHL)やレーザー砕石装置(LL)を使用した治療など,従来の内視鏡では不可能であった手技が可能となってきている.
© Nankodo Co., Ltd., 2022