特集 1ページでわかる内科疾患の診療ノート―“あたりまえ” のなかにある大事な視点
第1章:呼吸器
急性膿胸
八木 一馬
1
1慶應義塾大学 医学部呼吸器内科
pp.525-528
発行日 2022年4月1日
Published Date 2022/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika129_525
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■問診
・急性膿胸では,発熱,呼吸困難,胸部不快感や胸痛,咳嗽,喀痰過多など,細菌性肺炎などの呼吸器感染症を示唆する自覚症状(「発熱+呼吸器系の症状」)が出現することが多く,経時的に悪化していることが多い.症状が遷延すると,全身倦怠感,食欲減退,体重減少などの全身症状を伴うこともある
・危険因子を考慮した問診を行う
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