特集 内科疾患の診断基準・病型分類・重症度
第5章 感染症
診断メモ
発熱性好中球減少症
黒田 浩一
1
1神戸市立医療センター中央市民病院感染症科
pp.760-760
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika127_760
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主にがん薬物療法によって好中球減少状態になった患者が発熱をきたした状態を,発熱性好中球減少症(febrile neutropenia:FN)とよぶ.固形がんの化学療法で10~50%,血液悪性腫瘍の化学療法では80%以上で発症するとされる.
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