特集 内科疾患の診断基準・病型分類・重症度
第5章 感染症
診断メモ
カテーテル関連血流感染症
相野田 祐介
1,2,3
1東京医科大学八王子医療センター感染症科
2日比谷クリニック渡航者外来
3東京都立松沢病院感染症科
pp.759-759
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika127_759
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カテーテル関連血流感染症(catheter related blood stream infection:CRBSI)は血管内に留置されたデバイス(中心静脈カテーテル,末梢静脈カテーテルなど)による血流感染症である.CRBSIを診断するためには,2セット以上の血液培養を行う.このうち感染が疑われるカテーテルから1セットと,末梢静脈などから経皮的に1セット採取する.
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