Book Review
消化器内視鏡の登竜門―内視鏡診断のすべてがわかる虎の巻
高橋 信一
1,2
1佼成病院 副院長
2杏林大学 特任教授
pp.283-283
発行日 2020年2月1日
Published Date 2020/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika125_283
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- 文献概要
待望の実践書の上梓である.編者の辞によれば,どうやら田尻久雄前日本消化器内視鏡学会理事長の肝煎りの成書であるようだ.世界に冠たる日本の消化器内視鏡であるが,その将来を担う若手内視鏡医を対象に,本書はまず内視鏡検査における心構えや基本を示し,その後,成長の階段を順序よく上るべく誘導し,最終的に無事登竜門を通過するよう計画されている.つまり,本書を読み進めば,自然と内視鏡医として大成するための正しい路程を見出すことができるわけである.それも最短距離で登竜門を通り切れるよう工夫されている.
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