特集 内科医として知っておくべき非がん疾患の手術
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脳腫瘍の覚醒下手術:機能温存を目指して
大谷 亮平
1
,
篠浦 伸禎
1
1がん・感染症センター都立駒込病院脳神経外科
キーワード:
覚醒下手術
,
脳腫瘍
,
機能温存
Keyword:
覚醒下手術
,
脳腫瘍
,
機能温存
pp.1243-1246
発行日 2020年5月1日
Published Date 2020/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika125_1243
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Summary
▪脳腫瘍の手術は,機能温存と治療効果を両立させることを目指す時代となっている.
▪覚醒下手術は,機能温存を目的とした手術法である.
▪手術中に症状を確認しながら腫瘍を摘出する覚醒下手術は,機能領域の脳腫瘍に対して大きなメリットがある.
▪覚醒下手術を安全に行うためには,多くのノウハウが必要であり,常にリスクに対処できる準備をしておかなければならない.
© Nankodo Co., Ltd., 2020