特集 内科医に求められる他科の知識―専門家が伝えるDo/Don’t
第11章 リハビリテーション科
リハビリテーション科領域
-この5年の進歩
上月 正博
1,2
1東北大学病院リハビリテーション部
2東北大学大学院医学系研究科内部障害学
pp.2022-2024
発行日 2019年9月1日
Published Date 2019/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika124_2022
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リハビリテーション（リハ）医療は「広く，早く，密に」変貌を遂げてきている．すなわち，リハ医療の対象疾患が広がり，開始時期が早まり，介入密度が高まり，格段の進歩を遂げている．わが国は，高齢化率が27.7％と世界で最も高く，世界一の超高齢社会になった1）．超高齢社会では多疾患患者が増えるため，重複障害という新たな課題に直面しており，リハの果たす役割はますます大きくなってきている2）．
© Nankodo Co., Ltd., 2019
