特集 肝疾患エキスパートブック 栄養管理に活かすための最新情報
(Part 3)NAFLD/NASH NAFLD/NASHにおけるサルコペニア肥満の現状と対策
米田 正人
1
,
留野 渉
,
本多 靖
,
小林 貴
,
野上 麻子
,
斉藤 聡
,
海老澤 佑
,
加藤 孝征
,
坂本 康成
,
小川 祐二
,
今城 健人
,
中島 淳
1横浜市立大学 大学院医学研究科肝胆膵消化器病学
キーワード:
Cytokines
,
インスリン抵抗性
,
運動療法
,
食事療法
,
肥満
,
筋肉減少症
,
肝疾患-非アルコール性脂肪性
Keyword:
Cytokines
,
Diet Therapy
,
Exercise Therapy
,
Obesity
,
Insulin Resistance
,
Sarcopenia
,
Non-alcoholic Fatty Liver Disease
pp.561-565
発行日 2021年9月25日
Published Date 2021/9/25
DOI https://doi.org/10.32118/J01532.2022003477
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<Key Point>・NAFLDは、肥満人口や2型糖尿病罹患率の増加にともない世界中で増加している生活習慣病と密接にかかわる肝疾患である。・NAFLDとサルコペニアの発症にはインスリン抵抗性のほか、炎症性サイトカイン、アディポサイトカイン、ヘパトカインなどが関与し、双方向性の増悪因子となっている。・サルコペニア肥満を合併するNAFLD症例の場合、食事療法による減量のみならず適切な運動療法(有酸素運動、無酸素運動)の併用が必要である。
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