特集 もっとうまくいく! 病診連携の「伝え方」―わかりやすく伝えるための診療情報提供書作成のコツ
第Ⅲ章 医療連携Q&A
B.診療上のギモン
10.脳卒中疑いの患者さんがクリニックに突然来院しました.どうしたらよいですか?
佐藤 健朗
1
,
井口 保之
1
1東京慈恵会医科大学神経内科
pp.689-690
発行日 2018年9月1日
Published Date 2018/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika122_689
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脳卒中(脳梗塞,脳出血,くも膜下出血の総称である),とくに脳梗塞の場合,発症からの時間経過はその治療法を大きく左右する.一般医家の外来を経由し脳卒中センターに紹介搬送される急性期脳卒中例は,総じて発症から治療開始までの時間が遅延し,最適な治療を受療する機会を逸することがまれではない.迅速かつ適切な初期対応が必要である急性期脳卒中例に対する診療情報提供書作成のポイントを概説する.
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