特集 エビデンスを2型糖尿病臨床にどう生かせばいい?―Evidence Based MedicineをReal Worldへ
糖尿病薬物療法
basal supported oral therapy(BOT)
-基礎インスリンで支持される経口薬療法
中西 修平
1
Shuhei NAKANISHI
1
1川崎医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科学
キーワード:
insulin glargine
,
insulin degludec
,
BOT
,
アルゴリズム
,
セルフタイトレーション
Keyword:
insulin glargine
,
insulin degludec
,
BOT
,
アルゴリズム
,
セルフタイトレーション
pp.89-91
発行日 2018年1月1日
Published Date 2018/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika121_89
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Summary
▪近年優秀な持効型溶解インスリンが開発され,2型糖尿病患者のインスリン導入手法として,経口糖尿病薬を残したまま基礎インスリンを補充するBOTが広く行われるようになっている.
▪内因性分泌の保たれているうちに持効型インスリンを導入することで,1日1回の注射でも比較的良好な血糖管理が望める.しかもタイトレーションのターゲットが空腹時血糖値であり評価がしやすい.
© Nankodo Co., Ltd., 2018