連載 感染症Basicレクチャー ~明日からの診療に使えるエッセンス~
第17回 皮膚軟部組織感染症の診断と治療:膿痂疹,毛囊炎,丹毒,蜂窩織炎,壊死性筋膜炎,糖尿病性壊疽―深さ,広さ,重さを把握する
上原 由紀
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1順天堂大学大学院医学研究科 感染制御科学/総合診療科
pp.1363-1367
発行日 2017年12月1日
Published Date 2017/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika120_1363
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Summary
●範囲と重症度を的確に把握する.
●起因菌はStaphylococcus aureusとβ溶血レンサ球菌がなんといっても多い.
●深い部位で重症となる場合は嫌気性菌やグラム陰性桿菌の混合感染も想定する.
© Nankodo Co., Ltd., 2017