特集 すぐそこにある心血管エマージェンシー
座談会
心血管エマージェンシーに対するこれからの医療体制について
坂倉 建一
1
,
緒方 信彦
2
,
小堀 裕一
3
,
興野 寛幸
4
Kenichi SAKAKURA
1
,
Nobuhiko OGATA
2
,
Yuichi KOBORI
3
,
Hiroyuki KYONO
4
1自治医科大学附属さいたま医療センター循環器内科
2上尾中央総合病院心臓血管センター循環器内科
3戸田中央総合病院心臓血管センター内科
4帝京大学医学部附属病院循環器内科
pp.1345-1354
発行日 2017年12月1日
Published Date 2017/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika120_1345
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坂倉 心血管エマージェンシーは通常,救急車等で救急外来を受診するということになりますが,救急隊の現状として必ずしも医療機関の受け入れが容易ではないということがあります.また,受け入れた医療機関で対応ができず,高次の医療機関へ搬送するということもあるかと思います.
本日は,各地域の基幹病院で中心的役割を担っている先生方にお集まりいただき,心血管エマージェンシーに対する医療体制上の課題について議論いただきたいと思います.テーマごとに今現在の問題点をあぶり出し,今後への提言,メッセージを述べていただければと思っております.
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