特集 ここまできた循環器領域の低侵襲治療
Overview
冠動脈疾患・末梢血管疾患に対する低侵襲治療の進歩
緒方 信彦
1
Nobuhiko OGATA
1
1医療法人社団愛友会上尾中央総合病院心臓血管センター循環器内科
キーワード:
経皮的冠動脈形成術(PTCA)
,
頸動脈アプローチ(TRI)
,
薬剤溶出ステント(DES)
,
冠動脈石灰化病変
,
頸動脈狭窄症
,
下肢血管治療
Keyword:
経皮的冠動脈形成術(PTCA)
,
頸動脈アプローチ(TRI)
,
薬剤溶出ステント(DES)
,
冠動脈石灰化病変
,
頸動脈狭窄症
,
下肢血管治療
pp.201-206
発行日 2018年8月1日
Published Date 2018/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika122_201
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Summary
▪経皮的冠動脈形成術(PTCA)が登場してから40年が経過した.
▪橈骨動脈アプローチ(TRI)の普及と,薬剤溶出冠動脈ステント(DES)の登場は,その間の最も大きなイノベーションであった.
▪冠動脈石灰化病変の克服はいまだに大きな課題であり,今後も新しい治療機器に期待がかかっている.
▪下肢末梢動脈ならびに頸動脈狭窄症に対する治療も,各種新規デバイスの普及により治療安全性と低侵襲性が向上している.
© Nankodo Co., Ltd., 2018