連載 うまくいく! 外来がん看護面談 ~限られた時間内で最大限のコミュニケーションを~ 【新連載】
10のステップでできる! 外来がん看護面談
鈴木 やよひ
1
,
杉田 豊子
2
,
安藤 詳子
3
Yayoi SUZUKI
1
,
Toyoko SUGITA
2
,
Shoko ANDO
3
1碧南市民病院
2名古屋大学大学院医学系研究科看護学専攻
3名古屋大学大学院医学系研究科看護学専攻
pp.83-86
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango25_83
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はじめに
外来がん看護面談を円滑に効果的に進行するために,連載初回では「外来がん看護面談のてびき」(図1)1)について提案する.本「てびき」は,国立がん研究センターがん対策情報センターのウェブサイトに公開されている「がんになったら手にとるガイド」2)を活用している.この「ガイド」は患者・家族が参画して患者の立場に立って作成され,診断の早期から患者が手にとることで,つらくともがんと折り合うことができるように導くものである.本「てびき」は,とくに診断早期のがん患者と家族にかかわる看護面談において緩和ケアを導入することを意図している.では,「てびき」の項目にそって解説する.
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