リレーエッセイ こちら“がん看護CNS”奮闘中! ~CNSの役割を言語化する~【3】
調整に焦点をあてて
配属部署での管理者として多職種との交渉,折衝の機会を生かして調整のスキルを磨く
奥 朋子
1,2
1合同会社ウェルネスアトリウム代表社員
2訪問看護ステーションフレンド所長/がん看護専門看護師
pp.348-349
発行日 2020年5月1日
Published Date 2020/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango25_348
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自己紹介
私ががん看護専門看護師の認定を受けたのは2006年で,認定を受けてから早くも10年以上が経過しました.現在は訪問看護ステーションの経営者兼管理者として仕事をしていますが,それまでは大学病院で20年以上の実践経験をもち,がん看護専門看護師の認定を受けてからのほとんどの期間は大学病院で過ごしてきました.
大学病院勤務の最後の10年間は看護師長としての役割を果たしてきました.部署の管理者になると幸か不幸か「調整」を要する課題に直面することが多いですが,私はこれを面倒な課題ととらえるのではなく専門看護師としての成長の機会ととらえ,チャレンジしてきたような気がします.
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