- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
薬剤情報
薬効分類:ヒト化抗ヒトPD-1モノクローナル抗体 適応:悪性黒色腫(皮膚がん),切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん(肺がん),再発または難治性の古典的ホジキンリンパ腫(ホジキンリンパ腫),がん化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮がん(尿路上皮がん),がん化学療法後に増悪した進行・再発の高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-high)を有する固形がん(標準的な治療が困難に場合に限る)(MSI-high固形がん) 用法・用量:ペムブロリズマブ200 mg/bodyを3週間おきに投与 フィルター:インラインフィルターあり 血管外漏出分類:非壊死性抗がん薬
主な副作用
悪心・嘔吐:minimal risk,脱毛なし
治療法の選択の根拠
悪性黒色腫
臨床試験では,イピリムマブ未治療の切除不能または転移性の悪性黒色腫1)と完全切除後の再発リスクが高いステージⅢの悪性黒色腫患者2)を対象
切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん
術後補助療法における有効性および安全性は確立していない PD-L1の発現が確認された患者に投与
再発または難治性の古典的ホジキンリンパ腫
臨床試験では古典的ホジキンリンパ腫患者を対象3)
がん化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮がん
一次治療における有効性および安全性は確立していない 術後補助療法としての有効性および安全性は確立していない
がん化学療法後に増悪した進行・再発の高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-high)を有する固形がん(標準的な治療が困難に場合に限る)
MSI-Highが確認された進行・再発の固形がん患者に投与 結腸・直腸がんの場合,フッ化ピリミジン系,オキサリプラチン,イリノテカンの治療歴があることを確認 術後補助療法としての有効性および安全性は確立していない
© Nankodo Co., Ltd., 2020