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特集 スキルス胃癌―診療・研究の最前線
2.スキルス胃癌のゲノム解析と遺伝子異常
Genomic analysis and genetic alterations in scirrhous gastric cancer
廣末 剛士
1
,
石川 俊平
1
T. Hirosue
1
,
S. Ishikawa
1
1東京大学医学部・大学院医学系研究科衛生学教室
キーワード:
スキルス胃癌
,
遺伝子変異
Keyword:
スキルス胃癌
,
遺伝子変異
pp.485-488
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka88_485
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スキルス胃癌は,びまん浸潤と線維性間質の増生を特徴とする予後不良な胃癌であり,主にゲノム安定型(GS型)に分類される.CDH1変異,RHOA変異,CLDN18-ARHGAP融合など,細胞接着や細胞運動に関与する遺伝子異常を有し,これらは細胞間接着低下や細胞運動性亢進を介して,びまん浸潤形成に関与すると考えられている.また,現在CLDN18.2標的治療も保険適用となっており,今後はsingle-cell解析や空間トランスクリプトーム解析による病態解明と新規治療戦略の発展が期待される.

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