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特集 骨盤外科手術を極める―悪性腫瘍に対して安全で確実な手術を行うためのA-to-Z
II. 各論：手術の実際
7．ロボット支援下骨盤内臓器全摘術の実際（Hugo RAS System）
Robotic-assisted total pelvic exenteration using the Hugo RAS System
的場 周一郎
1
,
牛込 充則
1
,
金子 奉暁
1
,
鏡 哲
1
,
鈴木 孝之
1
,
長嶋 康雄
1
S. Matoba
1
,
M. Ushigome
1
,
T. Kaneko
1
,
S. Kagami
1
,
T. Suzuki
1
,
Y. Nagashima
1
1東邦大学医療センター大森病院消化器センター外科
キーワード：
直腸癌手術
,
骨盤内臓器全摘術
,
ロボット支援下手術
Keyword:
直腸癌手術
,
骨盤内臓器全摘術
,
ロボット支援下手術
pp.1384-1391
発行日 2025年12月1日
Published Date 2025/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka87_1384
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Hugo RAS Systemは新規のロボット機種であり，従来のロボット機器の特徴を有し，さらに独立アームとオープンコンソール，ピストル型のハンドコントローラーを有している．骨盤内臓器全摘術は狭い骨盤内での血管，神経剝離など繊細な操作が必要であり，ロボット手術は非常に有用と思われる．ロボット支援下骨盤内臓器全摘術は現時点で保険収載されていないが，今後ますます利用されることが予想される．本稿ではHugo RAS Systemによるロボット支援下骨盤内臓器全摘術の手術手技について解説する．
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