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特集 外科修練医必携 これだけは押さえておきたい外科日常診療の基礎
I. 周術期管理
4. 術後合併症とその対応
4)術後の感染創の管理―外科感染症とnegative pressure wound therapy
Negative pressure wound therapy for wound infection
金子 奉暁
1
,
船橋 公彦
1
,
牛込 充則
1
,
鏡 哲
1
,
鈴木 孝之
1
,
三浦 康之
1
,
吉田 公彦
1
,
栗原 聰元
1
T. Kaneko
1
,
K. Funahashi
1
,
M. Ushigome
1
,
S. Kagami
1
,
T. Suzuki
1
,
Y. Miura
1
,
K. Yoshida
1
,
A. Kurihara
1
1東邦大学医療センター大森病院一般・消化器外科
キーワード:
創感染
,
陰圧療法
,
洗浄機能付き陰圧用法
Keyword:
創感染
,
陰圧療法
,
洗浄機能付き陰圧用法
pp.471-477
発行日 2024年4月20日
Published Date 2024/4/20
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_471
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要旨
・陰圧閉鎖療法は,洗浄機能を付加することにより,これまで適応外であった感染創にも使用可能となった.
・洗浄つき陰圧閉鎖療法を感染創に適応する前には,デブリドマンなどにより感染のコントロールを十分行っておくことが肝要である.
・洗浄つき陰圧閉鎖療法には,間欠的陰圧療法と持続的陰圧療法があるが,それぞれの特徴をふまえた使い分けや創管理の工夫が必要である.
© Nankodo Co., Ltd., 2024