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特集 消化器外科再建術式up to date
5.胃全摘における再建法up to date
Reconstruction techniques following total gastrectomy:up to date
八木 大介
1
,
金谷 誠一郎
2
D. Yagi
1
,
S. Kanaya
2
1福井赤十字病院消化器外科
2八尾徳洲会総合病院外科
キーワード:
腹腔鏡下胃全摘
,
食道空腸吻合
,
サーキュラーステープラ
Keyword:
腹腔鏡下胃全摘
,
食道空腸吻合
,
サーキュラーステープラ
pp.1154-1163
発行日 2025年10月1日
Published Date 2025/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka87_1154
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腹腔鏡下胃全摘後の食道空腸吻合において,リニアステープラを用いた機能的端々吻合(FEEA)法やoverlap法が広く普及しているが,横隔食道靱帯や下部食道括約筋といった生理的構造の破壊を伴う可能性がある.われわれは,この問題を解決するため,サーキュラーステープラによる端々吻合を導入した.本稿では,従来法の利点と課題を概説し,われわれの工夫と吻合手技の詳細について紹介する.

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