Japanese
English
特集 消化器良性疾患に対する外科治療update
III. 肝胆膵
4.先天性胆道拡張症に対する外科治療update
Surgical strategies for congenital biliary dilatation
森 泰寿
1
,
柴尾 和徳
1
,
田村 利尚
1
,
佐藤 典宏
1
,
平田 敬治
1
Y. Mori
1
,
K. Shibao
1
,
T. Tamura
1
,
N. Sato
1
,
K. Hirata
1
1産業医科大学外科Ⅰ
キーワード:
先天性胆道拡張症
,
膵・胆管合流異常
,
腹腔鏡手術
,
ロボット支援下手術
Keyword:
先天性胆道拡張症
,
膵・胆管合流異常
,
腹腔鏡手術
,
ロボット支援下手術
pp.367-376
発行日 2024年4月1日
Published Date 2024/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_367
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先天性胆道拡張症は胆道癌の危険因子であるため,外科的切除の適応となる.消化器外科手術の中でも高度な技術を要するが,若年女性に多い疾患であるため,低侵襲かつ整容面にも留意する必要がある.本邦では2016年4月に腹腔鏡下先天性胆道拡張症手術が,2022年4月にロボット支援下手術が保険収載された.今後もさらなる症例の蓄積により安全な手術の発展と長期成績の解明が望まれる.
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