特集 消化器外科手術の論点2020 誌上ディベートと手術手技
肝胆膵外科 20 腹腔鏡下胆道拡張症手術における再建法 肝管十二指腸吻合の立場から
米倉 竹夫
1
,
山内 勝治
1
,
高間 勇一
1
,
木村 浩基
1
,
梅田 聡
1
1近畿大学奈良病院小児外科
キーワード:
先天性胆道拡張症
,
肝管十二指腸吻合
,
腹腔鏡手術
Keyword:
先天性胆道拡張症
,
肝管十二指腸吻合
,
腹腔鏡手術
pp.703-715
発行日 2020年3月31日
Published Date 2020/3/31
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001662
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先天性胆道拡張症(congenital biliary dilatation;CBD)は膵・胆管合流異常が原因で,乳幼児から成人において発見される。最近では胎児期に診断される症例も報告されてきている。小児では多くは腹痛・黄疸・腹部腫瘤を主訴に来院する。小児外科領域のNCD(National Clinical Database)であるNCP-pediatricによると,15歳以下の手術症例のうち5歳未満の乳幼児が約7割を占める1)。
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