Japanese
English
症例
Crohn病に合併した下行結腸早期癌(pTis)の1例
A case of early cancer (pTis) of the descending colon associated with Crohn’s disease
髙木 格
1
,
升森 宏次
2
I. Takagi
1
,
K. Masumori
2
1第一なるみ病院外科
2藤田医科大学総合消化器外科
キーワード:
Crohn病
,
合併大腸癌
,
早期癌
Keyword:
Crohn病
,
合併大腸癌
,
早期癌
pp.182-188
発行日 2024年2月1日
Published Date 2024/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_182
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炎症性腸疾患ではcolitic cancerを合併することがあり,Crohn病(CD)の大腸癌相対危険度は5.6と高い1).本邦では症例数が少なく,臨床像はまだ十分に検討されていない.最近報告例が増加しつつあるが,進行癌で診断される例が多く予後は不良である.今回われわれは,比較的まれなCD合併下行結腸粘膜内癌の1例を経験したので診断と手術などに関し若干の文献的考察を加えて報告する.
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