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特集 術前画像診断―どう読んで,どう備えるか?
II. 各論
3. 大腸
2)低侵襲直腸癌手術の術前画像診断のポイント
Preoperative imaging for minimally invasive rectal cancer surgery
田所 裕規
1
,
絹笠 祐介
1
Y. Tadokoro
1
,
Y. Kinugasa
1
1東京医科歯科大学消化管外科
キーワード:
直腸癌
,
術前画像診断
,
低侵襲手術
Keyword:
直腸癌
,
術前画像診断
,
低侵襲手術
pp.1003-1009
発行日 2024年8月1日
Published Date 2024/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_1003
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直腸癌手術では癌の根治性確保および患者の術後の生活の質(QOL)維持のために癌の進行度,肉眼的な神経浸潤の有無などを考慮し,根治性を損なわない範囲で排尿機能,性機能温存のために自律神経の温存に努めることが重要である.根治性・機能温存の観点から,適切な画像検査を中心とした術前診断により正確な治療を行うことが重要である.当科で行っている術前画像評価について概説する.
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