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特集 世界各国における外科医の教育と地位
5．フランスにおける外科医の教育と地位
Medical educational system and the status of surgeon in France
中尾 陽佑
1
,
今井 克憲
2
,
Allard Marc-Antoine
3
,
Adam René
3
,
馬場 秀夫
4
Y. Nakao
1
,
K. Imai
2
,
Marc-Antoine Allard
3
,
René Adam
3
,
H. Baba
4
1Centre Hépato-Biliaire, AP-HP Hôpital Paul Brousse, Université Paris-Saclay/熊本大学消化器外科
2済生会熊本病院外科
3Centre Hépato-Biliaire, AP-HP Hôpital Paul Brousse, Université Paris-Saclay
4熊本大学消化器外科
キーワード：
フランス
,
医学教育
,
外科医教育
Keyword:
フランス
,
医学教育
,
外科医教育
pp.787-791
発行日 2023年6月1日
Published Date 2023/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka85_787
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フランスでは医学部6年次に受験する国家試験の結果により卒後研修の進路が決まり，その研修後に医師免許が付与される．卒後研修は一般医研修と専門医研修に大きく分かれるが，国家試験の結果により専門医研修にすすむことができない場合には，外科医をめざすことも叶わない．6年間の外科研修を経て，外科医としての医師免許が付与される．本稿では，卒前教育も含めフランスにおける医学教育と外科専門医教育について述べる．
© Nankodo Co., Ltd., 2023
