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特集 消化器外科医としてこれだけは押さえておきたい腹壁瘢痕ヘルニアの治療
II. 各論
5.こんなときにどうする?
-3)ヘルニア再発例に対する手術
Surgical management of recurrent incisional hernia
松原 猛人
1
,
嶋田 元
1
T. Matsubara
1
,
G. Shimada
1
1聖路加国際病院ヘルニアセンター
キーワード:
incisional hernia
,
eTEP
,
IPOM
,
recurrent
Keyword:
incisional hernia
,
eTEP
,
IPOM
,
recurrent
pp.1341-1347
発行日 2023年11月1日
Published Date 2023/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka85_1341
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腹壁瘢痕ヘルニアに対するメッシュ修復術は標準治療として広く普及しているが,再発率は11~32%と依然として高い1~2).再発例に対する手術は,これまでの手術既往,メッシュに起因する癒着や瘢痕などの影響により初回手術と比較して高難度となる.本稿では,再発性腹壁瘢痕ヘルニア(原発性腹壁ヘルニアに対するメッシュ修復術後の再発例も含める)に対する当院の治療成績を報告し,術式選択について述べる.
© Nankodo Co., Ltd., 2023